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2010年10月

橘屋和事教室 書の会を終えて

10月23日(土)橘屋和事教室第4回は、
加藤あゆみ先生による【書】でした。

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【加藤氏の略歴】
2002年より書家として活動を開始。
アーティストとして様々なシーンへの作品提供を行っている。
亀田兄弟のオフィシャルブログの題字やテレビ番組の題字、
週刊朝日のコラム題字などを手掛ける。
近年はNYやオーストラリアなど海外にも活動の場を広げている。

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基本の字「永」を練習した後に、
チームでひとつの字を完成させるリレー書道。

そして、最後に自由に自分の好きな字を書きました。

私は、どうも型を崩せない、枠をはみ出せない人間で、
自由奔放に書くことに最初は踏み出せずにいました。

しかし、
一緒に参加した他3名。
メンバーの自由な発想、その筆遣いには、本当に舌を巻きました。

「泰」という字を、大らかに柔らかく何枚も書き続ける御大。
「怒」「love」「日本」など毎回違う字を次から次に書きまくる自由人。
「粋」という字を、実に軽妙に楽しげに書く若武者。

そして私は・・・

「流」という字を横幅広く骨太くがっしりと書きました。

流されるではなく、流れる。
柔軟だけれど、軸を失わず、志を保って。

水のごとく、心を清く流すの意もあり、
「わたし流」の意もあり。

自由な書道というものに、大変興味を惹かれ、
自分を解き放たれる感じがありました。
これから趣味にしていこうかな。

終了後は例によって、恒例の打ち上げ会。
四谷の「日がさ雨がさ」にて、のん兵衛達の宴は続いたのでした。

次回はいよいよ私と母の、
茶道(客の作法)~お抹茶の頂き方~です。

【茶道の回のお申し込み】↓
http://my.formman.com/form/pc/XfL0cgyZz2PQqm2P/ 

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真実の瞬間~医師も経営者も営業マンも~

昨日、早稲田大学商学学術院長 恩蔵直人氏の
「マーケティング発想の重要性」という基調講演を
拝聴してきました。

「真実の瞬間」というお話が大変印象的でした。

航空会社にとって、安全と並んでもっとも大切なことは、
お客様である乗客の満足度です。
その満足度を決定付けるのは、
最前線スタッフ(CA)が提供する、平均15秒足らずのサービス。
この15秒が“真実の瞬間”。
その他の業務は、この15秒の質を高めるためにある。

お客様の心に瞬時で届くサービス。
お客様にも語ることのできない真実のニーズを読み取る力。
お客様の心のその先をも見通す思いやりの精神。

真実の瞬間に心をこめて、先を見通した思いやりが示せること。
これは、医師も経営者も営業マンも、全ての業種において、
或いは家庭・友人・同僚全ての関係性においても
言えることではないかと思いました。

私は、茶道を通じて思いやりの心、おもてなしの心を体感して頂く
「ホスピタリティ茶道研修」を大手企業様でご提供しておりますが、
和の精神の中には、必ず「相手を慮る(おもんばかる)」という心が
存在します。

おもんばかる。
実に美しい日本語です。

そして、日本人の心に宿る「道の心」。
いつの頃からか、忘れ去られがちな「道」という精神。

「道」とは日本における価値感。
哲学とも言われ、一つの物事を通じて生き様や
真理の追究を体現することや、自己の精神の修練を行う事。

武道、芸道・・・道の世界は、全て「美しい所作」の継続です。

卑怯でない、驕らない、高ぶらない、相手に感謝する心を
美しい所作の数々は教えてくれます。
どんな相手でも、相手があって初めて技術の向上が出来ること、
相手から自身が学べるということ、初心に帰ることなど、
相互扶助であるという認識を常に忘れない、
相手を尊重する思いやりであると教えてくれます。

厳しい時代の今こそ、
世界中の人々が、思いやりを示しあう世界であったら
どんなにか素晴らしい世界となることでしょう。

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志半ばで逝ってしまった人~ご冥福を祈りつつ~

この歳になって、突然の訃報に言葉を失くすことが
しばしばとなってきました。

志半ばで逝ってしまった人の無念の想いと、
悲しむ人達の顔が目に浮かび、胸が詰まります。

生きていく私達は、
その想い、命のバトンを引き継いで、
どう生きればよいのかと思い、立ちつくしてしまいます。

逝ってしまった人の笑顔を、折々に偲び、
その方の教えを、心に刻むこと。
切磋琢磨して一生懸命に生きますと誓うこと。

頂いた命に感謝して、大切に生きること。
凛として前を向いて歩いていくこと。
利他の心で、人を幸せにすること。

そして・・・自分自身が健康に留意し、
活き活きと幸せに暮らしていくこと。

そこに尽きるのではないかと思っています。

『再生』という言葉が私は好きです。
「再び生きなおす」という意で解釈しています。

広辞苑を読むと、
ちょっと私の想う語彙とは違っていたのですが、
その中に「復活」という力強い言葉がありました。

今日も、私の大切な人は悲しみに暮れていました。
お通夜の明日も、もっとたくさんの涙にくれることでしょう。
私には、ただ一緒にいてあげることだけです。

私もこの夏、親友を突然亡くしました。
棺の中の彼女は、安らかな顔をして眠っていました。
お観音様のような優しい綺麗なお顔でした。

今も携帯のアドレス帳には、
彼女のアドレスが残っています。
その名前を見るたびに、心が洗われます。

やはり、大好きなこの詩を記したいと思います。

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生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木漏れ日がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ

それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス

すべての美しいものに出会うということ

そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ


生きているということ
いま生きているということ

いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ

いまいまがすぎてゆくこと

生きているということ

いま生きてるということ

鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ

人は愛するということ

あなたの手のぬくみ

いのちということ

谷川俊太郎 「生きる」  より

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素敵な女友達

本当の女友達なんて、40代以降には出来ないのだと、
思い込んでいました。

同性同士というのはやっかいなもので、
今までにいじわるをされたことも、結構ありましたから。

でも、今、私は本当に良い友達に次々と出会います。
高校からの親友もいます。

なんでも心の中を話せる女友達たちです。
気負いも見栄も鎧も脱ぎ捨てていい。
ありがたいことだと感謝しています。

皆それぞれに、いろいろな事があって、
いろいろな想いをして、
仕事に、家庭に、恋愛に、趣味に、
まっすぐに生きています。

でも、力が入り過ぎていないのも良いところ。

相手を妬ましいとか、うらやましいとか、
こうあらねばならぬとか、
あなたは間違っているとか、
そんなちっぽけな考えを持たずに、
常に相手をリスペクトする心を持ち、
感謝の心を持ち、
素直に、心広く受け入れ合っている同士だから、
素敵な友達なのだと思います。

あなた達がいてくださることは、
私の人生をさわやかに輝かせてくれます。

ありがとう、今日も楽しい1日をね!

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「どん欲な人」になるな

このところ、テレビへの出演のお話、本の執筆のお話、
雑誌の取材のお話などを頂きました。
ありがとうございます。
世の中というものを見つめ、
いろいろと深く考えさせられる毎日です。

そんな折、先日素晴らしいご講演を拝聴させて頂いた
志賀内泰弘さまより、昨日ご本が届きました。

私はちょっと疲れて帰宅した時のことでしたので、
その思いもよらぬサプライズは、
私の心をほっと癒してくださいました。

その中にこんな一節がありました。

ダスキンの創業者であられる鈴木清一氏のお言葉です。

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          「どん欲な人」になるな

抜け目なく、損をしないように
上手に立ち回る人がいる。

ところが、反対に
自分が損だ、とわかっていても
上手に立ち回れない人もいる。

それぞれの人柄である。

ただ、長い人生で、本当に損をしないのは
どちらであろうか?

少なくとも、どん欲な人は
世間から好かれない人である。

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鈴木氏は、「得な道と損な道があったら、迷わず損な道を
歩いてきた」とも仰っています。

見返りを期待しない。

それはとても難しいことだけれど。

見返りは、与えたその人からやってくるとは限らない。
全く予期せぬところから、突然やってきたりする。
それも、ずっと忘れていたころに。

だから、ただこつこつとやり続けることしかないと思っています。
小さな事ををただこつこつと。

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橘家和事教室 【茶道】 客の作法(お抹茶の頂き方他)

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◆ 日本文化を五感で感じる 橘家和事教室 ◆

第5回 【茶道】 客の作法(お抹茶の頂き方他)

<茶道家 表千家教授 月川宗江(つきがわそうこう)>

■ご案内役  大坪英理子■

日時:11月6日(土) ①16:00~17:30 ②18:00~19:30
定員:15名(先着順)
参加費用:お一人様 3,500円
場所:荒木町 橘家 
    〒160-0007 東京都新宿区荒木町11 橘家ビル

【お申し込み】↓
http://my.formman.com/form/pc/XfL0cgyZz2PQqm2P/ 

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