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2010年5月

幸せ上手になるためには・・・?

昨日、帝国ホテルで開かれた、
作家の渡辺淳一さんの講演会を拝聴してきました。

「幸せ上手」というテーマでした。
幸せ上手な人は小さなことに感謝をする。感動をする。

たとえば、おしっこが元気にでること。
たとえば、心臓が動いていること。

毎日、そんな小さなことに、
やわらかく「ありがとう」を言うこと。
日本人はとかく口に出すことをためらうが、
口に出して「ありがとう」をいうこと。

それが幸せをたくさんにする・・・というお話でした。

そして、渡辺さんらしいなと思ったのは、
「年甲斐の無い生き方をしよう。
年相応の生き方なんて誰にでもできる。
年相応なんて面白くない。」

かなり年甲斐の無い生き方をしている私は、
思わずしたり顔でした(笑)。

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【医療コーチング】医師のコミュニケーション力

先日、ある医院で不愉快な想いをしました。

残念ながら、医師のコミュニケーション力の欠如によるものです。

患者に対し、
「想像力を働かせてください。あなたならどんな手術をしますか?」
と、仰るのです。
とても高飛車で、的外れな質問でした。

「私は医師ではありませんので、手術のスキルはありません。
ですから、そのご質問には答えようがありません。」
私は、そう答えました。

実は、ある手術をするかしないかという選択を、
今私は考慮しているところなのですが、
その医師は、一方的に手術のデメリットのみを説明し、
ネガティブな答えしかお話しにならないのです。

それは明らかに「病院としては病院側にリスクのある手術は
やりたくない」と明示しているようなご説明の仕方でした。
患者である私の側には、全く立ってくださっていないご発言でした。

「先生はネガティブな視点のみのご説明ですが、
私は手術のメリットも知りたいですし、
手術をすることで得られる生活の質の向上など、
ポジティブな視点からのお話も伺いたいのです。
そのメリット・デメリットの両方のお話を伺ってから
選択を考慮したいと思います。」
と、私は申しました。

「そうですね・・・僕はネガティブな話しかしませんね」
と、自嘲気味の笑いを浮かべられただけで、
結局、私の要望する手術のメリットについては
意地でも話さないというご姿勢でした。

その先生から感じたことは
「負けたくない」
「患者に言い負かされたくない」
「自分は絶対に間違っていない」・・・。

もちろん、私はもうその医師に受診する気持ちは
ありません。

歳の若い医師でした。

私は、コミュニケーション力をつけるのは
一番は家庭であると思っています。

また、恋人や友人など、自分の周りのすべての人々に対し、
想いやりの心を持つことが、
コミュニケーションの根っこであると思っています。

確かに私はコーチングというコミュニケーションスキルを
レクチャーしていますが、
真のコミュニケーション力とは、人間力そのものです。

しかしながら、一方で、
スキルを身につけるということは
自分のコミュニケーションを改善し、
人間関係を良いものに変えていく道しるべでも
あるわけです。

ですから、つくづく医師の方々には
大学の授業で、勤務先の医院で、
コミュニケーション力向上のための授業や研修を
行って頂きたいと思いました。

自分の言い方は患者さんを傷つけてはいないか?
自分の言い方だけが本当に正しいのか?
患者さんは、何を知りたいと思っているのか?

そうしたことに医師が気づき、自分を立ち返り、
心を配ること・・・
その気づきが大切なのです。

それがしいては、
患者離れへの抑制になるということを、
院長が深く認識なさることが、大きな第一歩では
ないでしょうか。

患者さんは、不愉快な想いをしたら、
ただ黙って来なくなるだけです。
それでは、なんの改善も得られないのです。

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