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【医療コーチング】スタッフのやる気を引き出す方法

電話コーチングの時に、
「温度の低い、モチベーションの低いスタッフに困っている」
というお話をよく伺うことがあります。

「どうしたら良いのでしょうか?」と、ご相談を受けます。

そんな時、私が先ず申し上げることは、
「本人と話をしていますか?」
「本人の話をじっくり聴いたことはありますか?」
「他のスタッフと話す比率に比べてどうですか?」

そして、そのお答えは、必ず
「本人が私と話そうとしないので、あまり話していません」
です。
話す比率も、「他のスタッフより少ない」というのが大半です。

スタッフには公平に平等に・・・といいながら、
温度の低いスタッフには院長自身が苦手意識を持っていて、
結局、話しやすい明朗快活なスタッフとばかり話しをしている
というのが現実です。

先日も、ある院長がおっしゃいました。
「あるスタッフが、いつも不安そうにしていて、元気がありません。
患者さまの中に強い言い方をする人がいて、その人達の事
が怖いのだと思います」。

私は申し上げました。
「彼女とじっくり話しをする時間をとってください。
そして、彼女に、『今、一番不安に思っていることは何か」と
優しく聴いてあげてください」

院長は、コーチングどおりに、彼女との対話の時間をじっくり
とりました。

結果は・・・
院長が思っていた内容とは全く異なる、ある医療のスキルに、
彼女が不安を抱いているということがわかりました。

そうなれば、そのスキルをつけるためにどうしたら良いのか
という、具体的な対応が出来、彼女は不安を取り除くことが
出来ました。

院長に対する、そのスタッフの信頼感も高まりました。

結局、「話をしただけ」で、解決の道に進んでいったのです。

詰問ではなく、対話の中で、質問を投げかけることで、
相手から引き出すことが出来たわけです。

彼女が元気がない理由も、院長の思い込みであったことが
わかりました。

それほど「対話」というものは大切なことです。
「質問」とは、大切なコーチングスキルです。
そして、大切でありながら、おざなりにされていることです。

温度の低いスタッフ、やる気のないスタッフとは、
他のスタッフよりも時間をかけて
良好なコミュニケーションをとってください。

「認める」という姿勢で、
良い質問を投げかけて、引き出していってください。
『質問』は「自律型に人材を育成する」、
コミュニケーションの大切なスキルです。

それが、やる気のないスタッフをやる気にさせる一番のコツです。

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