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【医療コーチング】患者さまとの対話

人は基本的な欲求のひとつとして、「承認されたい」

という欲求があります。

ただ認めてほしい。

認めてもらえれば安心できる。

認めてもらえれば前向きになれる。

「承認されたい」という想いは、

大人にも子供にも、男性にも女性にも、

世界中の人々に共通の想いです。

まして、病気を患っている時にドクターからかけられる

言葉というものは、本当に大きなことです。

私の子供が幼かった時のことです。

子供の耳が痛くなり、私は近くの耳鼻科医院に子供を

連れて行きました。

子供はつたない言葉でドクターに、「こっちの耳が痛い」と

説明しました。

すると、ドクターは耳の中を見て私達に向かって言いました。

「赤くなってもいないし、痛いはずないけどね」。

・・・・・・・。

子供は家に帰ってから涙を浮かべて私に言いました。

「ママ、私はウソつきじゃない。本当に痛いから言ったのに。

あのお医者さんは私を信じてくれなかった。もうあのお医者

さんのところには行きたくない。」

どうでしょう・・・医院でよく聴く話ではありませんか?

患者さまは「痛い」と言っている。

しかしドクターは、ただレントゲンなどのデータだけ見て

「たいしたことはない」と口になさる。

どうして、「痛いんですね。」と、まず1回認めてあげないの

でしょうか。

「痛いんですね。それは辛いですね。でも大丈夫ですよ。

レントゲンの結果は悪くないから、治療をすれば痛みは

とれますよ」

そうおっしゃって下されば、それだけで、痛い自分を認めて

もらえたということで、安心するものです。

「復唱」というコーチングスキルを使いましょう。

「痛いんですね」と、相手の言った言葉を繰り返してかけて

あげるのです。認めてあげるのです。

それだけで、患者さまは安心なさいます。

人を認めることは、人を大切にすることです。

すべてはそこからスタートです。

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