« 興味深い記事を読んで  6月30日 | トップページ | 日々是好日 7月1日 »

強い思いを育てる  7月1日

日経新聞の記事の抜粋である。

************************************************************************

最近「いくつもの企業で、成果主義が見直されている」という報道が目につく。

そこにいつも登場するのは三井物産。

同社は、不祥事の元凶となったとして、それまでの「売上高」「新規事業の件数」など『結果としての利益』中心だった評価のものさしを「チームプレーへの貢献」や「人材育成」など『利益につながるプロセス』へとシフトさせているという。

この二つの指標と「ノルマの撤回」が、今多くの企業へ広がりつつあるようだ。

「成果を上げるには、社員の強い思いを育てるのが一番なんだよ。」

ある事業を大きく育てた後、現場を離れた旧知の経営者Mがいった。

「会社や製品に対する愛情と自信、それらに裏打ちされた仕事への意欲」ということである。

彼が口から炎を噴き出す勢いでそれを語り、陣頭指揮をとったところ、部下もその気になって仕事に全精力を注いだから、大きな成果となって返ってきたという。

「思いをベースにしたリーダーシップをとっていれば、部下の中からまた思いを語るリーダーが生まれてくるんだ」

そういえば、Mが育てた事業部門のスタッフに取材したところ、皆、まるでMの表情と口調をなぞるように「思いが大事だ」といっていた。

彼らの中から第二のMは生まれてくるのだろうか?

**********************************************************************

昨夏に亡くなった父を思った。

大好きだった。

大きくて強い社長だった。カリスマ性があった。

いつも熱い魂で社員を巻き込んでいた。

「やってこい、俺が全部責任をもつ!」

父はいつも部下に熱くそう語っていた。

匠の交渉人であった。

豪放磊落な父だった。

「思い」

一貫した思い。貫く思い。強く願う思い。

軸がぶれないこと。

これが真のリーダーのあるべき姿だ。

今、私はビジネスコーチという仕事で、中間管理職の方々のお話を聞く。

皆さん個人個人のご努力には、本当に頭が下がる。

それぞれに熱い心をもっておられる。

それぞれのこの思い、熱き風が、社内に広まること。

やはりそれはコミュニケーションにほかならない。

ただの「仲良しクラブ」ではない、真のコミュニケーションだ。

強い父の、優しい笑顔の写真が私の背中を押してくれる。

|

« 興味深い記事を読んで  6月30日 | トップページ | 日々是好日 7月1日 »

コーチング 」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 興味深い記事を読んで  6月30日 | トップページ | 日々是好日 7月1日 »